カムロ(@kamurodayo)です。
LINEを交換してほしい
デートをしてほしい
ヤらせてほしい
恋愛ではたくさんの要求があります。
この要求を通せるスキルというのが、恋愛で成功するために重要なスキルになります。
いかに要求を通してもらうかという交渉ゲーム的要素を恋愛が含んでいるからです。
今回は「プラスたった一言」で、要求を飲んでもらえる確率が33%UPしたテクニックについて紹介したいと思います。
このテクニックは、恋愛ではもちろん、交渉事、営業など、仕事でもプライベートでもあらゆる場面で使えるテクニックです。
且つ、誰でも、今すぐに、使えるテクニックになっているので、ぜひ使ってみていただければと思います。
たった一言で要求が断られづらくなる
心理学者のエレン・ランガーが行った実験で、『ある一言』を付け加えるだけで、要求が30%以上高くなることがわかりました。
実験では、図書館のコピー機の前にいる人に
すみません……五枚だけなんですけど、先にコピーをとらせてくれませんか
と頼みました。
で、実際に順番を譲ってくれたのは六○%の人に過ぎませんでした。
次に
すみません……五枚だけなのですが、先にコピーをとらせてくれませんか? 急いでいるので
と頼んだところ、九四%もの人が順番を譲ってくれました。
この二つの頼み方の違いは、「急いでいるので」という【理由】がついているかどうか。
それだけで順番を譲ってもらえる確率が34%も上がったのです。
しかし、この実験には続きがあります。
この実験が面白いのは、もう一つ
すみません……五枚だけなのですが、先にコピーをとらせてくれませんか?コピーをとらなければならないので
という頼み方をしたところです。
先ほどは「急いでいるので」というもっともらしい理由がありました。
しかし、今回は「コピーをとらなければならないので」という理由になっていない、理由っぽいことを付け加えただけです。
にもかかわらず、93%もの人が順番を譲ってくれたのです。
これが【理由を添えると頼み事が成功しやすくなる】という「Because」の魔法です。
たったこれだけ。
人間の脳は単純なのです。
応用しやすい
・初対面の会話も理由付けをするとスムーズに懐に入りやすい
「こんにちは。タピオカおいしそうですね。何してるんですか?」
→「そのタピオカどこで買ったの?俺もタピオカ飲みたいんだけど」(タピオカについて聞きたいから(Because)、話しかけたという暗示)
・LINEを聞くときも
「LINE交換しよ」
→「また困ったとき助けてほしいからLINE教えて」(ちゃんとした理由付け)
→「連絡したいから、LINE教えて」(理由になってなくても理由付け)
・ご飯に誘うときも
「焼き肉食べにいこ」
→「この前焼き肉食べたいって言ってたじゃん。最近、近くにできた焼き肉屋おいしいらしいから行こう」(ちゃんとした理由付け)
→「焼き肉食べたいから食べに行こ」(理由になってなくても理由付け)
・ホテルに誘うときも
「ホテル行こう」「ちょっと休もう」
→「今電車乗ったら吐く。酔い覚ましたいから一回休もう」(ちゃんとした理由付け)
→「ホテル行きたいからホテル行こう」(理由になってなくても理由付け)
人間の脳は単純だ
人は根拠があると説得される確率が一気に上がる。
理由があるだけで納得感が得られる。
人間の脳は単純です。
なぜ単純かというと、全ての情報を処理していたらかなりのエネルギーを使ってしまう上に、非効率になるからです。
情報の整合性を自分で調べて検証して、判断するよりも、偉い人が言っているから正しいだろうと判断する。
そのほうが、脳にとって省エネで効率的です。
Becauseの魔法も同様、
「あ、なんか理由っぽいもの付いてるから、この人はもっともなこと言ってるんだ」
くらいで判断して、要求に対してOKしてしまうのです。
これだけで要求が30%以上も通りやすくなる。
ぜひ使ってみてください。
※参考書籍
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