「恋愛で幸せになれない」を抜け出す方法

脱非モテ
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カムロ(@kamurodayo)です。

恋愛で幸せになれない

恋人に素を出せず苦しい

幸せな恋をしたい

もし、あなたが恋愛で幸せになれないのであれば、それは『本当の恋愛』ではないのかもしれません。

実は、近年多く見られる恋愛のスタイルには『アイデンティティのための恋愛』と呼ばれるものがあります。

このスタイルの恋愛をしている限りは、幸せにはなれず、結局長続きしないという傾向があります。

というわけで今回は、『アイデンティティのための恋愛』を抜け出し、幸せで長く続く『本当の恋愛』をするために必要なことについて見ていきたいと思います。

幸せになれない『アイデンティティのための恋愛』

恋愛をしているにもかかわらず、幸せになれなかったり、素を出せなかったり、長続きしないのも『アイデンティティのための恋愛』である可能性があります。

『アイデンティティのための恋愛』とは、教育心理学者の大野久が提唱したもので、以下の特徴を持った恋愛スタイルです。

「アイデンティティのための恋愛」の特徴

・相手からの賛美・賞賛を得たがる(好き・素敵などと口にしてほしい)

・相手からの評価が気になる(私・俺のこと好き?と確認したがる)

・しばらく付き合うと飲み込まれる不安を感じる(あまり「好きだ」と言われるとかえって不安を感じる)

・相手の挙動から目が離せなくなる(自分のことを嫌いになったのではないかと気になる)

・結果として多くの場合は長続きしない

このように『アイデンティティのための恋愛』は、相手に愛情を注ぐ他者愛よりも、自分を認めてほしいという自己愛のほうが上回る恋愛傾向です。

なぜ、『アイデンティティのための恋愛』に陥ってしまうかというと、自身のアイデンティティが確立していない状態では、自分に自信がないため、それを補強するために恋愛相手を利用してしまう形になるからです。

このような、自分本位なスタイルは、恋愛感情とはまた異質な関係であると言われています。

『アイデンティティのための恋愛』から抜け出し、幸せになるには

『アイデンティティのための恋愛』をしている限りは、自分の承認欲求を満たすため、自分の存在を認めてもらうため、に恋人を利用してしまうため、健全な付き合いとは程遠い状態になってしまいます。

では、そこから抜け出すためにはどうすればいいのか?

実は、『アイデンティティのための恋愛』を提唱した大野氏はアイデンティティのための恋愛から抜け出すための6つの重要事項というものを挙げています。

「アイデンティティのための恋愛」から抜け出すための6事項

・無条件性:相手に条件を求めず、ありのままの相手を好きになろうとする

・相互性:自分のことだけを考えるのではなく、相手のことや二人のことを考えるようにする。相手の喜びを自分の喜びと感じる

・防衛の消滅:ありのままの自分を相手に出すようにする

・人生のパートナーシップ:精神的に支え合う存在になるよう意識する

・時間的展望:今だけではなく、将来の二人のことに思いをはせるようにする

・身体症状の消滅:「ドキドキするから好き、緊張感が好き」という時期を超えて、「安心感や信頼感を持てるから好き」へ移行することを喜ぶ

これらを達成できるようになることで『アイデンティティのための恋愛』を抜け出し『本当の恋愛』をようやくできるようになるとのこと。

というわけで、以上を意識すれば幸せな恋愛ができます。

とはいっても、そう簡単にはできないですよね。

じゃあ、どうすればいいのか?

その前に、もう一つ幸せになれない人の特徴を見てみましょう。

ここから、『本当の恋愛』をするために必要な要素が明確に見えてきます。

幸せな恋愛ができないのは『自己肯定感が低いから』

上述した『アイデンティティのための恋愛』に陥ってしまうか、『本当の恋愛』ができるかは自己肯定感の高さに本質があります。

自己肯定感とは、自分で自分を肯定してあげられる、自分を認められる感情などを指します。

自尊心などとも類義で使用されることもあります。

要は、自分で自分を認めてあげることができれば、恋愛相手に認めてもらう必要はない。

逆に、自分で自分を認めることができない人は、他者から認めてもらい、自己肯定感を保つ動きをしてしまいます。

その結果、『本当の恋愛』ではなく『アイデンティティのための恋愛』に陥ってしまうというわけです。

で、自己肯定感を基準に恋愛の傾向を見てみると、

自己肯定感が高い人は、本当に自分にとって好きだと思えたり合っている相手をパートナーとして選ぶことができる。

対して、自己肯定感が低い人は、社会的にいいと思われるものをパートナーとして選ぶ傾向がある。

つまり、『自分にとってのいい人』ではなく『周りから見て悪く思われない人』を選んでしまいがちというわけです。

そうなると、本当に自分が好きかどうかという意思ではなく、周りの目を優先した恋人選ぶをしてしまうため、結局自分は幸せになれない。

且つ、その恋人にも自分を良く見せたいため、素を出せない。

という状況に陥ってしまいます。

つまり、いい恋愛をしたいのであれば、自己肯定感を高めることが有効だということになります。

で、これをさらに掘り下げると『自分軸』なのか『他人軸』なのかという本質に行きつきます。

幸せな恋愛をするための『自分軸』

まず、幸せな恋愛をしたいのであれば『自分軸』で考えましょうという話です。

『自分にとってのいい人』を選ぶのは自分軸。

『周りから見て悪く思われない人』を選ぶのは他人軸。

という感じ。

自分軸とは、自分で決めたり自分の気持ちに素直になるみたいな感じ。

対して、他人軸とは、他人の目を気にしたり、他人からの評価に影響を受けることです。

では、自分軸を持つためにはどうすればよいのか?

そのカギを握っているのが自己肯定感です。

自己肯定感が高い人は、他人に左右されることなく自分を優先できる傾向があります。

そして、幸福度が高いです。

で、自己肯定感を高める方法はたくさんありますが、ここでは今すぐできる簡単な方法を2つ紹介します。

自己肯定感を高める方法1:認識と許可

自己肯定感を高める方法に『認識と許可をする』という方法があります。

まずは、『認識』。

これは、『ありのままの自分を受け入れる』という自己肯定感の本質を満たすもの。

とはいえ、『自分はダメだけど、このままでOK』という開き直りではなく、良い悪いにかかわらずそのことを『認める』ということ。

例えば、

自分はなんてダメな人間なんだ

と考えるのではなく

「自分はなんてダメな人間なんだ。」と今、自分は思っている

というように、自分の今を認識することです。

要は、良い悪いという感情的な評価はせずに、単に「~と自分は思っている」「~と感じている」と認識することが、ここでの『認識』であり『ありのままの自分を受け入れる』プロセスです。

では、『認識と許可』の方法を見ていきましょう。

まずやり方としては、

1.自分のダメな部分を書き出す

2.「~と、今は思い込んでいる」「~と、今は感じている」を付け足す

3.『許可する』言葉に変える

具体的に見てみると、こんな感じ。↓

ステップ1:自分のダメな部分を書き出す

→僕は異性にはモテない。魅力がない。

ステップ2:「~と、今は思い込んでいる」「~と、今は感じている」を付け足す

→「僕は異性にはモテない。魅力がない。」と、今は思い込んでいる

ステップ3:『許可する』言葉に変える

→「魅力を身に着けてもよい」「自分の魅力を認めてもよい」「そして異性にモテてもよい」

この3ステップは、まずどんな否定的な思いを持っているのかに気づき、事実ではなく思い込みであることや、固定的な事実ではなく将来改善される可能性があるものだと認識し、最初の一歩を見出していくためのステップです。

人によっては、このステップだけでも強力なアプローチとなり、自己肯定感を健全にすることができます。

自己肯定感を高める方法2:リフレーミング

自己肯定感を高める方法の2つ目は『リフレーミング』

リフレーミングとは、心理的な枠組みを変えて、主観的な物事の捉え方を変化させよーぜというもの。

水がコップに半分入っているのを見て

「水がもう半分しかない」という考えをリフレーミングすると、「水があと半分もある」と認識すること。

例えば、

道で女の子に声をかけたけど無視されてムカつく

をリフレーミングすると

無視してくれてありがたい。無駄な時間を省けた。他の女の子に声をかける時間が減らずに済んだ

という感じ。

この話のそもそもの主題は、『自分軸・他人軸』の話でした。

リフレーミングをできるということは、自分の捉え方次第で事実はどうにでも解釈することができることに気づくことができます。

これが、『自分軸』の本質の一つです。

今まではネガティブに捉えていたことも、自分次第でいくらでもポジティブにリフレームすることができる。

そうなると、わざわざ人からの賞賛を求めたり、他人に認められるために必死になったりする必要がなくなります。

すると、他人に左右されずに、自分で自分を認めたり賞賛してあげることができるようになるため、いわゆる『アイデンティティのための恋愛』は必要なくなります。

で、リフレーミングでなんでもポジティブに捉えられる人は、当然幸福度が高まります。

楽観的になりすぎるのも問題である部分もありますが、悲観的過ぎて今の状態を脱したい人は、一旦ポジティブリフレーミングを癖にするといいです。

例えば、

信号が青だ!俺はラッキー人間だ!

信号が全部赤だ。きっと全部青だったら今頃車に轢かれてたかもしれない!ラッキー!

と、こじつけでもいいのでポジティブ変換してみてください

自分の捉え方次第でどうにでも解釈できることに気づきます。

そして、ポジティブなことを探す部分の神経回路の結びつきが強くなるため、実際にいい出来事が起きやすくなる(本質的には『気づきやすくなる』)

というサイクルに入れば、幸せ野郎の出来上がりです。

ぜひ、試してみてください。

自分軸を持つためには『他人と比べない』『承認を他人に求めない』

他人と比べない。

承認を他人に求めない。

これができるようになれば、十中八九『アイデンティティのための恋愛』から抜け出すことができます。

とはいえ、そう簡単には抜け出せるものではないので、ゆっくりでも抜いていきましょう。

『他人と比べない』

『自分軸を持つ』ということは、極論『他人と比べない』ことです。

他人と比べるということは、

「あいつは可愛い彼女がいるのに、俺は…」「みんな結婚してるのに、俺は…」と自己嫌悪に陥ったり、

「あいつは童貞だけど、俺は童貞ではないから大丈夫だ」「あいつの彼女はブサイクだしな。」と他人を下げて自分の自尊心を保とうとしたりします。

自分や他人を蔑んだり、嫉妬の感情が沸き上がったりと、貧相な心の持ち主になってしまいます。

で、他人と比べて自分を保とうとするゆえに、『周りに悪く思われない人』や『世間体を気にした付き合い』を優先してしまう。

まさに『アイデンティティのための恋愛』に陥ってしまうわけです。

とはいえ、ほとんどの人は他人と比べられながら育ってきたはずです。

学校での成績、スポーツでの選抜、兄弟や友達、受験、etc…

他人と比べて相対的に自分の価値を測るという感覚が染みついているはずです。

では、他人と比べないためにどうすればいいのか?

ポイントは2つあります。

1つ目は、『そもそも人と比べることに意味なくね?マインド』を持つこと。

2つ目は、『考える』こと

そもそも他人と比べることに意味はない

これはマインドの問題なので少しずつ変えていけばOKです。

仮に僕が今童貞だったとします。

では、童貞の自分と、ヤリチンの他人を比べることに意味があるのか?

ヤリチンで色んな女抱けて幸せを感じる人もいれば、純愛ができなくなって苦しい人もいるくね?一概に比較はできなくね?

童貞だからといって何が不幸なのか?童貞だと馬鹿にされる?女の子に下に見られる?それ他人の目気にしてるからじゃね?気にしなきゃ何もデメなくね?

それでも童貞卒業したいなら、人と比べる前に、具体的な童貞を卒業するための方法や行動を起こしたほうが良くね?

という感じ。

そもそも他人と自分は全く違う環境で育って思想を持って、感受性も異なります。

同じ状況でも幸と感じる人もいれば不幸と感じる人もいます。

であれば、他人と自分を比べることにあまり意味はないので、比べて自分が不幸になってしまうなら、比べなきゃよくね?というマインドです。

『考えること』

他人と比べないためのポイント2つ目は、『考えること』。

これは、自分軸を持つための核の部分とも言えます。

例えば、『好きでもない人と一緒になって、いつも後悔してしまう』場合。

自分が一緒になりたい人はどんな人か?そういう人と一緒になるためにはどうすればいいのか?

どんな人と一緒になると後悔するのか?なぜ後悔するのか?

などなど考えを掘り下げて軸を持つイメージです。

自己分析を掘り下げるようなものです。

これを繰り返し、自分の意思を固めることが自分軸を持つことに繋がります。

例えば、僕の場合、仕事では絶対に無駄に残らないという信条がありました。

いくら周りが残業をしていても、上司に残ってほしいと頼まれても、行きたくない飲み会にも、即答で「NO」と答えていました。

これに関しても、自分の中でたくさん考えて、「他人の時間を生きない。自分の時間をできるだけ生きる」と意思を固めていたので、ブレなかった例です。

このように、自分の中での固い意志と、それを支える根拠が強いほど自分軸が持てます。

それを作り出すのが『考えること』というわけです。

恋愛に関しても、70点以下の子とはヤらない。

基本的には付き合わない。セフレにする。

といった意思決定が先にあるので、変に後悔したり無駄な時間を過ごすことも少ないです。

つまり、『考えること』によって明確になった自分の軸を守るかどうかが重要になるため、他人の目を気にするよりも、自分の信条を大事にするようになります。

かっこよく言うと『他人向けのプライドではなく自分向けのプライド』

これを強くするのが『考えること』。自己内省です。

自然と自分を大事にしてあげられるようになる。

その結果として、自己肯定感も高まります。

『承認を他人に求めない』

自分軸を持つために必要なことの1つは『他人と比べない』ことでした。

そして、もう一つ必要なことがあります。

それが『承認を他人に求めない』ことです。

他人と比べることによって自分の価値を測るのと同じように、人は他人に承認されることで自分を認めようとする傾向があります。

しかし、それだと結局『他人軸』です。

では、『承認を他人に求めない』ようになるためには、どうすればいいのか?

ポイントは2つあります。

1つ目は、『そもそも他人の承認に意味なくね?』マインド

2つ目は、『自分で自分を認めてあげる、褒めてあげる』癖。

『そもそも他人からの承認に意味なくね?』マインド

そもそも他人の承認に意味なくね?マインドとは、読んで字のごとく。

例えば、上司から褒められた場合…

本当にこっちのためを思って褒めているのか?

もしかしたら、上司にとって有益な存在になったから、会社の利益になるから、上司がその上司に気に入られるため、などその上司自身の都合のために褒めているかもしれない。

実際に僕が女の子を褒めたり認めたりするのも、自分がセックスしたいから、自分がいい思いをしたいからであることがほとんどです。

結局は、承認してくれる人はこちらのためではなく、自分(承認してくれる人自身)のためや何かしらの利害があるからそうしてるだけである可能性が高いわけです。

犬が『お手』をできた時に褒めるのは、犬が『お手』をできるようになることで犬が得をするから褒めるのではなく、人間が犬をコントロールしたいから褒めるわけです。

他人の承認はその他人のため。自分のためではない。かもしれない。

と考えることで、他人から承認を得ることがすべてではないと気づくことができます。

自分で自分を認めてあげる、褒めてあげる

そもそも他人からの承認に意味なくね?ということに気づくことができました。

次にすることは、自分で自分を承認してあげることです。

今まで他人からの承認を求めていた分を、自分で承認してあげるようにする。

これができれば、他人の目を気にしたり、自分より他人を優先することが減ります。

ではどうすればいいのかというと、言葉の通り『自分で自分を認めてあげる、褒めてあげる』癖をつけること。

今日もちゃんと時間通りに起きられた。えらい。

定時に仕事を終わらせてちゃんと帰ってきた。自分は仕事ができるな。

ダイエット中なのにおやつ食べちゃったけど、そんな自分もかわいいな。

自分で自分を承認する習慣がないのであれば、このレベルで自分を認めてあげる癖をつけていくと、だんだん自分で自分を満たしてあげられるようになります。

すると、自分の承認欲求を満たすために他人を使う必要がなくなるので、『アイデンティティのための恋愛』から抜け出すことができるというわけです。

『他人と比べない』『自分で自分を認める、褒めてあげる』この習慣が身につくだけでも幸福だが上がるぞ。ぜひ試してみてほしい。

まとめ:「恋愛で幸せになれない」を抜け出す方法

恋愛で幸せになれないのは『アイデンティティのための恋愛』に陥ってしまっているからかもしれない。

アイデンティティのための恋愛とは、自分のアイデンティティが確立していないため、自分に自信がなく、自分の存在の承認を恋愛相手に求めてしまうために陥ってしまうもの。

これを抜け出し、『本当の恋愛』をするために必要なことは、『自分軸』を持つこと。

言い換えれば、これがアイデンティティとも言える。

自分軸を持つために今回紹介した方法は4つ。

1.認識と許可:今の自分を認識し、許すワードに変換する

2.リフレーミング:自分の捉え方次第で、ポジティブにもネガティブにも解釈することができる

3.他人と比べない:そもそも他人と比べることに意味はない。自分の信条を持てば他人と比較することの価値も薄く感じる

4.自分で自分を承認する:他人からの承認も結局はその他人のため。自分で自分を承認してあげられるようになれば他人からの承認を求めることも減る

以上の習慣化やマインドセットを持つことで、『アイデンティティのための恋愛』から抜け出し『本当の恋愛』ができるようになる。

だけではなく、人生の幸福度も上がる。

なぜなら、僕の人生がそれを実証したからだ。

他人の人生ではなく自分の人生を生きよう。

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