【恋愛心理学】『内集団びいき』で好意を獲得する方法~女子は「一緒に」が好き~

恋愛心理学
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カムロ(@kamurodayo)です。

女子はなぜ連れしょんをするのか?

女性は「一緒に」が好きな生き物です。

自分と同じ集団の仲間に対しては好意的になり、それ以外に関しては排他的になる傾向が強いです。

つまり、恋愛においても、君と僕は同じ集団の仲間だということを感じさせることができれば、信頼を築いたり、好意を獲得したりすることができます。

今回は、「内集団びいき」という心理バイアスを利用して、女の子と関係を深める、好意を獲得する、恋愛関係に発展させる土台を作るテクニックを紹介します。

モテる男がどうやって女の子と仲良くなっているのかを解き明かしていきましょう。

女子はコミュニケーションの生き物

女性は男に比べて「一緒に」が好きです。

一緒にトイレに行く、一緒にご飯を食べる、一緒にお出かけをする…

 

俺の場合、一人でご飯を食べたほうが早いし味わえるので一人で食べたい、買い物をするときも気を遣わなくていいし集中できるので一人で行きたい、トイレに一緒に行く意味が分からない。

しかし、女性は何かと「一緒に」したがります。

なぜかというと、狩猟採集時代、女性の役割はコミュニケーションでした。

集団の中で情報を交換し、コミュニティを維持する、その中で自分も円滑にコミュニケーションを取ることによって、身を置いていた。

対して、男性の場合、食料を取ってくるなど、実利的な目的のために動いていました。

つまり、男女の行動様式は、男性は「目的重視」、女性は「コミュニケーション重視」というわけです。

そのため、男は会話をする際に問題解決型の会話(問題点、根拠、解決策)などを話すことが多いのに対し、女性はどうでもいい雑談を延々としていられます。

女性はコミュニケーション自体が目的なわけです。

そのため、単にトイレに行くという目的達成だけではなく、トイレに一緒に行くというコミュニケーションを取ることを本能的に重要視しているのです。

逆に、トイレに一緒に行くのを断り続けてしまうと、「あいつなんなの。マジむかつく」「なんかノリ悪くない?うざくない?」と集団からはぶかれてしまうわけです。

それだけ、女性は、相手が自分と同じ集団の一員なのか、行動を共にする同じコミュニティの仲間なのかという部分を重要視します。

同じ集団の仲間である場合、協力し助け合いますが、ひとたび違う集団であると判断されると迫害されます。

仲良しグループだったのに、ちょっとしたキッカケで突然その中の一人がはぶかれているという現象はよく目にしますよね。

つまり、恋愛ゲームにおいて我々はどう立ち回ればいいのかというと、相手の女の子と同じ集団だよ、仲間だよと思われる必要があります。

敵集団だと思われれば、心を開いてはくれません。

逆に、仲間だと感じられれば、好意的な関係を築くことができます。

実際に、同じ集団であると感じることは、脳レベルで快感を生み出すことがわかっています。

内集団びいき

「内集団」とは自分が帰属意識をもっている集団のことで、「内集団びいき」とは自分と似た性質を共有するグループを好む傾向のことです。

同じ学校の卒業生、同じアイドルのファン、同じホテルの部屋に泊まっている、etc…

どのようなものでも、人間は一般的に内集団に属する人を好むことが(また、そういった人に説得されやすいことが)研究で示されています。

実際、内集団に属する人の顔を見るだけで、眼窩前頭皮質という報酬と結びついた脳領域の神経作用が活発化することがわかっています(VanBavel, Packer, & Cunningham, 2008)。

内集団であることを示す方法

では、好意的な関係を築こうとするとき、どうやって自分とその人が同じ内集団に属していると示せばいいでしょうか。

類似性を示す

一つ目は、類似性を示すこと

どんなことでもいいから、君と僕は似ている、同じであるということをアピールするために、類似性を示すことです。

WEを強調する

二つ目は「WE」で話すこと

例えば、

「こんな薄着してるの俺たちしかいなくね?」

「こんな平日昼間にここ行くの俺らくらいだよね」

など。

「WE」を強調することによって、無意識的に内集団であるという認識が強まります。

さらに、「俺たちしか」「俺たちくらい」という言い回しによって、「俺ら」とそれ以外の別集団という構図を自然と匂わせることによって、「私と彼」という内集団への帰属意識が強まります。

ある研究では、こういった代名詞を使うだけで、同じ内集団に属することを感じさせるので快感を呼び起こされることが証明されています。(Perdue et al., 1990)。

同じ体験と同じ感情の共有

特にデートなどでは、同じ体験を共有することが女性にとって喜びとなります。

例えば、ご飯を食べる際も、

2人とも別々のものを食べるよりも、一口もらって同じものを食べて、「おいしいね」という感情を共有する。

この、同じ体験と同じ感情の共有をすることによって、女性は強烈に仲間意識や一体感を感じます。

そのため、別々のことをするのではなく、同じことをして、その時に感じた感情を共有する。

それによって強い仲間意識が芽生え、この人と一緒にいると楽しい、安心するという印象を持たせることができます。

まとめ:内集団びいきを恋愛に応用しよう

人には「内集団びいき」という心理バイアスがある。

これは、自分と似た性質を共有するグループを好む傾向のことで、特にコミュニケーションを重視する女性は、この傾向が強く現れます。

つまり、女性と好意的な関係を築きたいのであれば、君と僕は同じ集団の仲間だと感じさせることで、好意的に見られ、説得にも応じやすくなります。

内集団びいきを引き出すためには、

・類似性を示す

・「WE」を強調する

・同じ体験と同じ感情の共有をする

ことによって、仲間意識が芽生え、好意的になります。

その結果、ラポールを形成し、関係が深まり、恋愛関係に発展しやすくなるというわけです。

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