恋愛感情に繋がる脳内麻薬「エンドルフィン」を分泌させる4つの方法

恋愛心理学
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カムロ(@kamurodayo)です。

恋愛と脳の関係は非常に密接です。

「脳を支配すれば、恋は作れる」と言っても過言ではないほど。

まず、脳には誤帰属という現象が起こります。

誤帰属とは何かというと、『吊り橋効果』をイメージするとわかりやすいかと思います。

吊り橋効果とは、吊り橋の上を歩いているときのドキドキを、一緒に歩いている異性へのドキドキだと脳が勘違いしてしまい、実際にその異性に好意を抱いてしまうという心理現象ですね。

吊り橋効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
【恋愛心理】吊り橋効果は使い方が重要!正しいテクニックを伝授

これに関して、ヴァリンスという人たちの実験があります。

この実験では、被験者の男性に「プレイボーイ誌」に掲載された10枚の女性のセミヌード写真を見せ、その間、彼らの「心拍」がスピーカーを通じてフィードバックされました。

しかし、このスピーカーから出る心拍の音は偽物で、10枚の内5枚で心拍が上がる音をあらかじめ録音されたもの、というのがこの実験の種です。

で、心拍が上がる音が出るタイミングは、被験者ごとにランダムで割り振られました。

結果として、被験者に写真の女性を評価してもらったところ、心拍が上がった音を聞かされながら(自分がドキドキしていると勘違いしているときに見ていた)写真の女性を高く評価し、心拍が下がった音を聞かされながら(自分はドキドキしていないと勘違いしているときに見ていた)写真の女性を低く評価しました。

「好きだからドキドキする」ではなく「ドキドキするから好き」という現象が直接的に観察されたわけです。

こんな感じで、脳は結構いい加減だったりします。

しかも、本人はそんなことに気が付かずに、自分の意思で選んだと思っている。

我々の普段の生活でもこういったことが結構起こっているわけです。

つまり極論ですが、こんな感じで相手にドキドキしていると勘違いさせることでもできれば、相手の脳は

てことは、恋に落ちたんじゃね?

と勘違いしてくれるというわけです。

恋愛で使える”脳内麻薬” がある

実は、我々の脳内にはモルヒネの6.5倍もの鎮痛効果を持ち、さらにモルヒネを投与した時と同じように「多幸感」や「恍惚感(こうこつかん)」が得られる『脳内麻薬』と呼ばれる物質が分泌されることがあります。

端的に言えば、これが脳内で分泌されると、超絶キモチー状態になるというわけです。

で、先に述べたように脳には誤帰属という現象があります。 

つまり、自分と一緒にいるときに相手にこの脳内麻薬を分泌させることができれば、

あなたといると”幸せ””超絶キモチー”

という帰属が起こるわけです。

そしてこの”脳内麻薬”は、意外と簡単に分泌させることができます

なので、これをデートに組み込んだりしていけば、さり気なく相手に恋に繋がる麻薬を与えることができるようなもんです。

というわけで、ここから具体的な分泌させる方法を見ていきます。

恋愛で使える脳内麻薬「エンドルフィン」

まず、脳内麻薬と呼ばれる神経伝達物質は何かというと、エンドルフィンです。

これ先ほど述べたように、多幸感や恍惚感といった幸せ・キモチーみたいな状態や、

  • 鎮痛作用
  • ストレス解消
  • 記憶力や想像力、注意・集中力の向上

という効果も持っています。

特に「記憶力増強作用」があるので、分泌された時の記憶は脳に深く刻み込まれます。

つまり、自分との記憶が相手の頭に強烈に印象づくわけです。

また、食事をしたときの満足感やセックスの快感も、エンドルフィンが関与する現象と言われています。

脳内麻薬「エンドルフィン」を分泌される瞬間

では、そんな最強な神経伝達物質エンドルフィンを分泌させるためにはどうすればいいかというと、1つは、癒しです。

具体的には

  • クラシック音楽を聴いているとき
  • 好きな音楽を聴いているとき
  • 川のせせらぎを耳にするとき
  • 海や紅葉といったきれいな風景を見ているとき
  • 大好きなおいしいものを食べた時
  • 風が心地よい時
  • アロマなどいい香りを嗅いだ時
  • 目を閉じ安静にし、リラックスしているとき
  • 一つのことに集中しているとき
  • 瞑想・ヨガ・座禅をしているとき
  • 動物と触れ合っているとき

などなどが、癒し系のエンドルフィン分泌を促すものとされています。

なので、

  • 車をいい匂いにさせといて、ドライブデートで相手が好きな音楽流すとか
  • 川なり海なり自然を組み込むとか
  • 動物と触れ合える系のとこ行くとか

そこらへんの”癒し”要素を入れると、エンドルフィン分泌も促されます

で、もう1つというかさらに効果的なのがあって、エンドルフィンと同時にドーパミンも分泌されると快感や幸福感の増強効果があり、その効果は足し算どころか掛け算レベルで向上するとされています。

ドーパミンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【恋は作れる】ドーパミンを意図的に分泌させてモテる男になる方法

ちなみに、この両方が同時に分泌されているときは、快楽ホルモンであるドーパミンだけが分泌されているときに比べ、10~20倍の快感・幸福感が得られると言われています。

では、どうすればこの両方が同時に分泌されるのか?

ここから具体的な方法を紹介していきます。

「エンドルフィン」を分泌させる方法①:運動

まず、そもそもエンドルフィンはストレスがかかると分泌されます。

そのため、中~高度の負荷が持続して多少息苦しさがある状態で分泌されやすくなります

ある研究では、15分の有酸素運動(自転車のぺダル踏み)によって血中のエンドルフィン濃度が優位に増加するとともに、アルファ波の出現率の増加が観察されました。

これは、運動でエンドルフィンが活性化する証拠です。

で、運動ではエンドルフィン以外にもドーパミン、セロトニンなど様々な物質が分泌されます。

なので、一緒にやるのであれば例えば

  • ジム
  • ボーリング
  • ボルダリング
  • スポッチャ
  • 卓球
  • 自転車移動
  • 夜の仲良し

などなどを行うことで、快楽物質がドバドバ状態になります。

「エンドルフィン」を分泌させる方法②:激辛料理

そもそもエンドルフィンがどんな時に分泌されるのかというと、1つは癒しを感じた時でもう1つは苦しみや痛みを感じた時に分泌されます。

鎮痛作用やストレス解消作用があると言った通り、痛みやストレスがかかるとそれを解消したり耐えるために分泌されるといったところです。

なので、一個前の運動もストレスをかけることによって、エンドルフィン分泌を促しているわけです。

そのため、スポーツで苦しい時や極限状態で痛みを感じるときに、ドバドバ分泌されてハイになるのがまさにこれ。

  • ゾーンに入るとか
  • 痛みを感じなくなるとか
  • 苦しさ通り越して気持ちよくなるとか

そういったのもエンドルフィンが分泌されて引き起こされているという側面もあります。

つまり、痛みや苦しさがあるとそれに対応するために、エンドルフィンが分泌される。

エンドルフィンが分泌されると多幸感や恍惚感が得られるので、幸せ・キモチーとなるということが起こるわけです。

で、激辛というのも痛みを伴います。

すると、鎮痛効果を発揮させるためにエンドルフィンが分泌されると言われるわけです。

実際に、激辛料理を食べて汗ダラダラになりながら辛い辛いなりながらも、恍惚感に支配されたり激辛にどっぷりハマってしまう人も少なくないですよね。

まさにこれ、依存などと似たような仕組みで、ドーパミンやエンドルフィンによる快感が癖になってハマってしまうわけです。

そんな仕組みが裏にあり、激辛を食べると快となるため相手も激辛を好むのであれば、一緒に食べることはめちゃくちゃチャンスであるというわけです。

「エンドルフィン」を分泌させる方法③:脂っこいもの

これに関して京都大学の研究によって、高カロリーの油脂を多く含む食べ物がやめられない理由として、食べた直後に脳内でエンドルフィンが大量に分泌されるためであるということが突き止められました。

これ感覚的に、ピザとか揚げ物とか、ラーメンとか中毒気味になるあの感じからも納得ですよね。

個人的にも、家系ラーメンとか食べた時の1口目とかが脳がしびれるくらいの感覚があって合法ドラッグの1つだなくらいに思いながら食べてます。

なので、こういった脂っこいものを一緒に食べるのも1つの手段としてはアリです。

「エンドルフィン」を分泌させる方法④:チョコレート

バレンタインというイベントがあるように、チョコレートは恋とめちゃくちゃ密接な関係にあります。

チョコレートは”恋の媚薬”とも呼ばれており、イギリスのマインド・ラボの研究者ルイスさんの実験では、チョコレートには「恋に落ちた」かのように胸をドキドキさせる効果があることも報告されています。

そこでは、『チョコレートを口の中で溶かす』時と『情熱的にキスをする』時の心拍数と脳の活動状態を調べるというハレンチな実験を行いました。

その結果、ブラックチョコレートを食べているときの心拍数はキスをしているときの約2倍に増加し、さらにチョコレートが舌の上で溶け始めた時、脳のすべての部分がキスをしている間に見られたものよりはるかに激しく活動していたんです。

さらに、オーストラリアのニューサウスウェルズ大学のパーカー教授によれば、チョコレート、特にブラックチョコレートはエンドルフィンの分泌を促して、食べた人の幸福な気分を高めると報告されています。

脳内麻薬「エンドルフィン」を恋愛で使おう

というわけで幸せ最高超絶キモチー状態になる、エンドルフィンを分泌させる方法でしたが、ここまで挙げてきたモノ以外でも痛みや苦しみ、そして癒しがあると分泌を促されるという部分が本質にあるので、そこを覚えておいてもらえれば別の方法も見つかりやすくなるかと思います。

デートで使えるかは別としても、サウナとか熱い風呂とかもまさにこれです。

結構、気持ちよくなってハマる人はどっぷりハマったりしますよね。

あとは個人的にエンドルフィンを一番思い出す状況が脱毛です。

部位にもよるけど、痛いとこは地獄でプチ泣くほど痛くてしんどいですが、終わった後めちゃくちゃ清々しくてなんか気持ち良くて幸福度が高まります。

そん時に『今、エンドルフィンドバドバ分泌されてるな』と感じます。

こんな感じで、痛かったりしんどかったりするけど、なぜか気持ちいい時はエンドルフィンの仕業だったりします。

というわけで、一緒にいるときにエンドルフィンが分泌されるようなことを行うと相手の脳は強烈な快を感じ、自分に対してもそのポジティブな感情が帰属しやすくなります

ぜひ参考にしてみてくださいっ。

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