内向型ほど恋愛の才能がある~内向型が外向性を発揮する方法~

脱非モテ
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カムロ(@kamurodayo)です。

内向型は恋愛に向いていない。苦手。モテない。不利。だと思っているのではないでしょうか?

逆です。

内向型ほど、恋愛に有利になる要素をポテンシャルとして持っています。

それを活かすことができなければ残念な非モテになりますが、うまく使うことができるとめちゃくちゃモテます。

今回は、内向型がいかに恋愛に必要なスキルを備えているか、内向型の才能を持ちながら外向性を発揮する方法など見ていきたいと思います。

内向型のほうが恋愛に向いている?

内向型とは何かというと、『高反応』であるということです。

これについては発達心理学者のジェローム・ゲーガンの研究によってわかりました。

要は、刺激に対して反応が大きいということです。

刺激に対する反応が大きい。ということは偏桃体が活性化しやすい。

偏桃体が活性化しやすいということは、

周囲の環境、新しい体験や刺激などに敏感になるため、刺激に対してストレスを感じやすいため内側に引きこもりがちになったり、初対面の人に用心深くなったりするということです。

内向型(=高反応)は心理的に刺激に敏感なだけではなく、

例えば、レモンの果汁を舌に垂らすと、外向型の人よりも多くの唾液が出ることもわかっています。

要は、敏感なのです。

そのため、外向型が平気な社交の場でも、内向型にとっては刺激が多く感じるため疲れてしまうということです。

刺激に敏感なので、何かが起こった時にその原因を考えたり、失敗しないように熟考したりします。

すべては高反応であるがゆえの行動というわけです。

では、内向型はその性質上、モテないものなのか?

結論としては、内向型の特性の使い方によって、外向型よりも圧倒的にモテることができます

逆に、この特性を活かせないと圧倒的にモテないです。

内向型であることを隠したり変えたりすることなく、潜在的な強みを活かす方法をここから見ていきましょう。

内向型は才能に溢れている

内向型は才能に溢れています。

重力理論(ニュートン)、相対性理論(アインシュタイン)、ショパンのノクターン(フレデリック・ショパン)、ピーター・パン(J・M・バリー)、チャーリー・ブラウン(チャールズ・シュルツ)、『E.T』『未知との遭遇』(スティーブン・スピルバーグ)、グーグル(ラリー・ペイジ)、ハリー・ポッター(J・K・ローリング)…

さらに、エレノア・ルーズベルト、アル・ゴア、ウォーレン・バフェット、ガンジー、ローザ・パークスといった人々は、内向性ゆえに偉業を成し遂げてきました。

内向性を活かすことができると、才能はここまで爆発するというわけです。

内向型は、学習能力、論理的思考力、問題解決力、忍耐力が高い。

感受性が豊か。

人の機微に気づく。

投資銀行のトレーダーを対象にした別の研究では、もっともパフォーマンスが高いトレーダーたちは感情的に安定している内向型が多いということもわかった。

内向型はSATの点数や収入、BMIまで、すべてに関連する重大なライフ・スキル自己コントロール能力も外向型より優れている。

ノースウェスタン大学のカメリア・クーネン教授の研究によると内向性や敏感さに関連するセロトニンを調節する遺伝子に変異がある人は、経済的なリスクを負う可能性が外向型よりも28%も低い

「粘り強さ」や「あきらめずに取り組むこと」傾向も高い。

「フロー(極限の集中状態)」に入りやすい。

等々、研究によって明らかになっています。

内向型は恋愛に必要な能力を持っている

恋愛で言うと、

学習能力が高いので成長も早く、粘り強さがあるので女の子をモノにできる可能性も高い。

男女関係でのリスクも考えた上で行動できる。などなど。

利点はいくらでもあります。

特に、人の機微に気づける能力や感受性の豊かさは強い武器になります。

女の子の反応を読み取る能力や脈ありサインに気づく力、楽しんでいるのか退屈しているのかなど、読み取り能力は恋愛では非常に重要です。

さらに、人とは違った部分を豊かな表現で褒めることもできる。

鍛えようと思ってもなかなか身に着けるのが難しい感性をデフォルトで持っているわけです。

元々土台となる能力が備わっているので、あとは知識と経験でテクニックを身に着ければ、最強というわけです。

内向型の才能を持ちながら外向性を発揮できる

内向型がその才能を持ちながら、同時に外向性を発揮できる状況があります。

これが出来た時に、才能が爆発する。

これに関して、「自由特性理論」というものがあります。

自由特性理論

自由特性理論とは、『固定した特性と自由な特性は混在しているという考え』で、

持って生まれた特性(たとえば内向性)だけに従って振舞われるのではなく、自分にとって非常に重要な事柄である「コア・パーソナル・プロジェクト」に従事するとき、元々持っている特性の枠を超えて振舞うことができるというものです。

コアパーソナルプロジェクトに従事している例

いわゆる「オタク」と言われるような人も、内気であまり人前で話すことが苦手であったとしても、自分が好きなことの話題になると饒舌になり、外向性を発揮している、という状況がコア・パーソナル・プロジェクトに従事しているという状態です。

コア・パーソナル・プロジェクトに属する事柄をしている場合、内向型である人は、もともと備えている高い集中力や自制心、感受性などを活かしながら、外向型が持っているリーダーシップや、人の心を動かす能力、自分を表現する能力などを手に入れることができるというわけです。

そのため、偉業を成し遂げた人は、自分のコア・パーソナル・プロジェクトに従事し、内向的な能力と外向的な能力を兼ね備えることができたため、通常なかなか成し遂げられないようなことを達成する能力を発揮することができたと考えられています。

熱中する人はモテる

結論、熱中することによって外向性を獲得できる。

ここでのアプローチは2つあります。

1.すでに自分が熱中できる場で女の子と恋愛をする

2.恋愛そのものをコアパーソナルプロジェクトにする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コアパーソナルプロジェクトで恋愛をする

一つ目、すでに自分が熱中できる場で女の子と恋愛をする。

自分の趣味の話題では外向性を発揮できるのであれば、その趣味でつながれる女の子と恋愛をしようということです。

あるいは、熱中する姿を見せられるポジションに身を置く

実は、数学者や職人は結構モテます。

理由としては、女の子には理解できないようなことに熱中していて、その姿に魅力を感じるからです。

2015年バルセロナクリニックの調査では、「脅迫的観念が強い男性」はモテる上に収入も高いということがわかっています。

理由としては、

・脅迫的観念が強い人は一つのことに熱心に取り組む性質があり、職人気質。

・だから、何か一つのことを追い求めている人、というように周りから見える。

これによって何かを極めたり熱中することによって成果を生み出せるので収入が上がり、収入が高いと見込まれるため社会的証明が高評価され、熱中している姿が魅力的ということもあり、モテるというわけです。

恋愛をコアパーソナルプロジェクトにしよう

2つ目のアプローチは、恋愛そのものをコアパーソナルプロジェクトにしようという話です。

僕の場合は恋愛をゲーム化しています。

当ブログを読んでいただければわかるように、

 

人間はこういう性質がある。このアプローチをすれば、この反応が出る。それを繋げていけばゴールに繋がる

というように、ゲーム的に攻略しようとしています。

ゲーミフィケーションという概念があるように、ゲームは熱中・没頭するように仕組みが作られています。

要は、恋愛をゲーミフィケーションによって仕組化し、自分を熱中させ、コアパーソナルプロジェクトにしてしまうという手段です。

これによって、恋愛がただの社交であればコミュ障になってしまいますが、ゲームとして考えることで外向性を発揮し、打つべき手がどんどん出てきて、クリアすることができます。

ちなみに…

格上の女性を落としたいときは、「真面目に恋愛をする」と考えるよりも、ゲームだと思って行動をしたほうが成功率は上がるという研究もあります。

真面目に恋愛をしたいのであれば、ゲームだと思って落とし、お付き合いをしたら真剣に向き合えばいいので。

いずれにせよ、自分の強みを発揮できる状況で戦うことで、内向型の才能を爆発させることができます。

内向型はギャップ萌えを作りやすい

最後に、内向型がその特性を活かして、使ってほしい要素があります。

ギャップ萌えです。

社会心理学者エリオット・アロンソンの研究により、ギャップ萌えはやはりモテるということがわかっています。

研究では、80人の女性に4タイプの男性と会話し、どの男性が良かったか選んでもらいました。

男性の4タイプは以下の通り。

1.常に優しい人

2.優しそうに見えるけど実は冷たい人

3.冷たそうに見えるけど実際は優しい人

4.常に優しくない人。

結果、大半の女性が2番の「冷たそうに見えるけど実際は優しい人」を選びました

女性は優しい人がいいとよく言います。

しかし実際に男性を目の前にすると、常に優しい人よりも、冷たそうに見えるけど優しい人や最初は冷たかったけど実は優しかった人を選ぶのです。

『冷たそうに見えて優しい人』はコントラスト効果やゲインロス効果が働くので、より魅力的に見えます。

ジャイアン映画版の法則みたいなものです。

普段悪い奴が、ちょっと良い事していると、めちゃくちゃ良い奴に見える。

感情の落差を作ることは恋愛初期に重要なので、ギャップ萌えは非常に効果的です。

内向型はこれをやりやすいというわけです。

最初は壁を作っていて、冷たそうだったり不愛想だったりするけれど、話してみると意外な一面がどんどん出てくる。

これによって人間としての深みを感じられて、興味を持たれる。

印象もよくなる。

内向型は最初無理して社交的に振舞おうと苦手なことをするよりも、最初は内向的でいいのです。

少し仲良くなる時に、優しさを見せる。人間的な部分を見せる。

他の人と同じことをしていても、魅力が増幅されて映るので有利というわけです。

内向型は最強!

内向型=高反応

ゆえに、才能を潜在的にたくさん秘めている。

それをマイナスに発揮すれば非モテ、プラスに発揮できれば普通以上にモテる要素がある。

それを爆発させることができるのがコアパーソナルプロジェクト。

人は、自由特性理論によって、内向型の特性を持ちながら、外向性も発揮できる。

その状況になると、一気に能力が開花する。

それによって、内向型の高い能力を持ったまま、外向性を発揮できるようになる。

そのためには…

コアパーソナルプロジェクトとなる状況で勝負をする。

あるいは、熱中することによって才能を発揮する。

これが、内向型の戦略。

 

才能を閉じ込めて殺すも、行動して解き放つも自分次第というわけだ。

※関連書籍

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
内向型を強みにする

コメント

  1. […] 内向型ほど恋愛の才能がある~内向型が外向性を発揮する方法~ ( https://lovegame-psycology.com/love-psychology/introverted/ ) […]

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