カムロ(@kamurodayo)です。
イエスを引き出したい、約束を取り付けたい、、、
女の子からイエスを引き出すために、ランチョン・テクニックというものが使えます。
ランチョン・テクニックとは、端的に言うと「食事中はイエスと言いやすいですよ」というものです。
人は、食事中にはポジティブな気分になり、好意的な態度を示しやすくなります。
また、女性は満腹状態だと性欲が高まるということもわかっています。
今回は、ランチョン・テクニックを用いて、女の子からイエスを引き出す方法や原理についてみていきたいと思います。
人は、状況次第でイエスかノーか意見が変わってしまう性質があります。
状況を味方につけて、イエスを引き出す交渉術を身に着けましょう。
「ランチョン・テクニック」とは
ランチョン・テクニックとは、食事をしている時は、好意的な態度をとりやすくなるというものです。
ランチョン・テクニックの中身はシンプルで、人は美味しい物を食べているときは、楽しい、心地よい、幸せなど、ポジティブな感情を抱きやすく、
それが帰属錯誤によって、一緒に食事をしている相手にも転移するということです。
また、女性は満腹中枢のところに性中枢があり、満腹状態の方が性欲が増ということがわかっています。
プロでも空腹か満腹かで決断が変わる
シャイ・ダンチガーらは、疲れて空腹の時ほど、他人に厳しくなるということを、データとともに示した実験によって明らかにしました。
実験では、実際に平均22年以上のキャリアを持つ仮釈放の判定人に、1112人の犯罪者に仮釈放を認めるかどうかの判定をしてもらい、そのデータを分析しました。
その結果、仕事開始時にはおよそ65%の確率で仮釈放を認めているが、仕事が続くにつれ、仮釈放を認める頻度が下がっていき、休憩の直前で頻度は最低に下がり、休憩と食事をとったあとに65%程度まで回復しました。
さらに判定人にこのデータを見せても、当人たちは自覚がなく、自分たちは客観的に正しく判断を下しただけだと主張しました。
プロの仮釈放の判定人でも、お腹が空いているかどうかで判断に影響が出る。
空腹であれば厳しく、お腹が満たされていれば甘くなるというわけです。
そして、当の本人はそんなことに気づかず、自分は客観的に判断をしていると思い込んでいる。
これくらい、食欲が満たされているかどうかは人に知らず知らずのうちに影響を与えているというわけです。
簡単な洗脳方法
ゲーリー・ウェルズとリチャード・ペティの実験
この実験は、我々は相手に賛同するときは首を縦に振り、反対の時は左右に振っていることが多いため、
たとえ強制的にでも、首を上下・左右に振らせれば、無意識のうちに被験者に賛同させたり、反対させたりすることができてしまうのではないか
という仮説のもと行われました。
彼らは、被験者73名に、ヘッドホンの性能チェックという嘘の目的を用意し、
頭が動いている状態で、ヘッドホンで音を聞くと、音の質が下がるので、どれくらい音の質が低下するかを調べるための消費者チェックを行いたい
と伝えました。
この実験の本当の目的は、首を左右、上下に振りながら、だれかの主張を聞くと、それに賛同・同調する程度が変わることを確かめるというもので、
・全く動かさない
・上下に頭を振る
・左右に首を振る
という3つの条件で行いました。
ヘッドホンからは、実験者が制作した偽のラジオが流れ、その中で被験者の学生たちが実際に通っていた大学の授業料を上げるべきか、下げるべきかについて、コメンテーターが主張を述べるというものでした。
授業料を上げる条件では、コメンテーターは750ドルまで上げるべきだと主張し、
下げるという条件では400ドルまで下げるべきだと主張し、
一人の被験者は、いずれか一方の条件にしか参加しませんでした。
その後、被験者に大学の理想的な授業料はいくらか具体的な金額を書いてもらいました。
750ドルまで上げるべきというコメンテーターの主張を聞いていた場合、
・首振りなし:582ドル
・首を上下:646ドル
・首を左右:467ドル
400ドルまで下げるべきというコメンテーターの主張を聞いていた場合、
・首振りなし:412ドル
・首を上下:401ドル
・首を左右:489ドル
という結果になりました。
つまり、首を縦に振ると、コメンテーターの主張に同調する方向の反応が得られ、左右に振ると、主張に反対する方向の反応が得られました。
首を振らない条件では、上下と左右の条件のちょうど中間程度の値が得られました。
食事中などは自然と首を上下に軽く動かしながら、モグモグする場面が多くあります。
また、口に物が入っているときは、問いかけに対して、首を縦に振るという返答をしやすくなります。
ランチョン・テクニックと併せて、こういった状況では、相手は肯定的になりやすく、こちらの要求も飲み込む確率が高まります。
恋愛で使うランチョン・テクニック
僕がよく使う手法に
「ランチョン・テクニック」×「イエスセット」
というものがあります。
ちなみに、イエスセットとは、小さなイエスを相手から引き出し、積み重ねさせることによって、その後の大きな要求にもイエスと答えやすくなるという心理を利用したテクニックです。
まず、食事中はそれだけで肯定的になりやすい状態になっています。
食事をしているだけでイエスを引き出しやすいというわけです。
そこでイエスセットを使います。
イエスセットの肝は、最初のうちは絶対にイエスを引き出せるような問いかけを投げることです。
例えば、
「おいしい?」
「熱くない?」
など。
女の子がモグモグしているときに問いかけると、首を縦に振るという返答をしてきます。
これを積み重ね、首を縦に振るという行為を刷り込みます。
イエスセットでイエスと言いやすくなるのと同様、首を縦に振らせることによって、その後も首を縦に振りやすくなる状態に仕上げます。
「おいしい?」レベルから「一口頂戴」レベルまで問いかけや要求のレベルを少しずつ上げていきます。
首振りイエスセットとランチョン・テクニックでイエスを言いやすい状況を作ったら、要求を出すとOKをもらいやすくなります。
「2軒目行こう」「この後カラオケ行こう」「今度、また遊ぼう」など、
OKをもらっておきたい要求はこのタイミングで投げかけるとOKをもらいやすくなるので、できるだけここでOKをもらうようにしています。
まとめ:ランチョン・テクニックでイエスを引き出そう
・食事中は気分が良くなり、好意的な態度を取りやすい
・女性は、空腹状態よりも満腹状態のほうが、性欲が増す
・人は、空腹状態だと厳しくなり、満腹状態だと甘くなる
・人は首を縦に振るだけで、同調をしやすくなる
・食事中は首を縦に振ることが多い
つまり、食事中は、それだけでイエスと言いやすい状態になっている。
この状況を利用しないのは勿体ないというわけです。
さらに、首を縦に振らせるためにイエスセットを用いると、首を縦に振る動作に加速をつけ、要求にOKを出す確率がグンと上がります。
そこで、OKをもらいたい要求を出しましょう。
ランチョン・テクニックを使っていない状況よりも、イエスをもらえる確率が上がっています。
女の子の性欲も上がっています。
イエスをもらいたいときは、食事中を狙おう
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