カムロ(@kamurodayo)です。
今回は
- クズ側のめちゃくちゃモテる人
- 口が上手く交渉やセールスが強い人も使うようなそして、僕個人的にもかなり使っていた印象操作のテクニック
- 相手に自分をさらに追わせたり尽くさせたり貢がせたり
なんかにも使えるテクニックまで紹介しちゃいます。
モテる男の印象操作テクニック「暗黙の強化」とは?
今回の話のカギとなるのが、「暗黙の強化」という心理テクニックです。
暗黙の強化というのは、
自分以外の誰かが褒められたときに「自分が蔑まれた・けなされた」と感じる傾向、
あるいは自分以外の誰かが怒られたりけなされたりしていると「自分は認められている褒められている」と感じる傾向です。
例えば、

君の弟はスタイル抜群で頭も良くていい男だね
と言われると、自分がけなされているように感じてしまう。
同期が隣で

お前は仕事が遅すぎる
と注意されていると、自分は仕事が遅いということはなく怒られていないということは、ある程度は認められているんだと感じてしまうアレです。
要は、暗黙の強化とは自分が直接言われているわけではない(暗黙)けど、自分が言われているように感じ、自己評価が変わる(強化される)ということ。

今回はこの性質を利用しながら、自分の印象を良いように操作する方法から相手に追わせたり、より熱心に従順にさせるような方法まで見ていきます。
恋愛での暗黙の強化の使い方:印象操作
では、まず自分の印象操作から見ていきますが、これ結構身の回りでも使われていたりします。
例えば、
- 「業界初!」
- 「(他に)騙されないでください」
- 「他社にはない」
- 「類似商品にご注意ください」 などなど
これらがどんな暗黙の強化になっているかというと、
- 「業界初!」というのは、他はやっていない、他のは古い、うちが一番最新という意味
- 「(他に)騙されないでください」は、「うちは健全です」
- 「他社にはない」は「自社にはある」
- 「類似商品にご注意ください」は「本商品が本物・オリジナル」
というように、間接的に競合などを下げたり引き合いに出したりすることで、自分らの印象を相対的にさりげなく上げているというわけです。
詐欺師も使う暗黙の強化の印象操作
では、これを恋愛でどのように使えるのかというと
例えば

このアプリって、ヤリ〇ンばっかだからね
と。これも暗黙の強化の印象操作で「ヤリ〇ンばっか」→「俺は違う」という印象になります。

ちなみに、これ言う奴ほど自分がヤリ〇ンだったりするし「それー。ヤリ〇ン無理」と言う子ほど簡単にすぐ抱けたりします。
こんな感じで、他にも

彼女持ちばっかだもんね
と言えば、仮に自分に彼女がいて「彼女がいない」なんて一言も言っていなくても、勝手に「彼女がいないんだ」と思い込ませられるとか

悪い男に騙されないようにね
と言えば、「この人は悪い男じゃない」とか「味方だ」といった印象になるとかも同様です。
モテる男が暗黙の強化を使う理由①:明示ではなく暗示になる
で、結構これモテる人の中でも口が上手いタイプがよく使うし、実際にめちゃくちゃ使い勝手がいいです。
なぜなら、まずアピールが明示ではなくなるから。

このブログではよく言う『アピールは明示ではなく暗示』というやつです。
要は、例えば「俺モテるから」と明示するのは寒いし響かない。
そうではなく、こちらが直接伝えずとも相手が「この人はモテる!」という印象を暗に受け取ることが重要であり、アピールが刺さるというもの。
なので例えば、「俺は悪い男ではない」と直接伝えてしまうと、その信憑性も感じられづらくかえって怪しいと感じられる。
逆に「悪い男に騙されないようにね」というのは、直接「俺は悪い男ではない」と言っているわけではないが、相手が暗に「この人は悪い男ではないんだ」と受け取ることになる。

まさに、暗黙の強化による自分の印象操作
そして「明示ではなく暗示」はそれを体現できるというわけです。
モテる男が暗黙の強化を使う理由②:嘘をつかずに印象操作できる
で、もう一つモテる人の中でも口が上手いタイプがよく使うし、実際にめちゃくちゃ使い勝手がいい理由があります。
それが嘘を付かずに、事実とは異なる印象を持たせられるからです。
例えば、自分が彼女持ちだった場合「彼女いない」と言ったら嘘になります。
が、「俺らの周り彼女持ちばっかだもんね」と暗黙の強化をするだけで

俺らは彼氏・彼女いないもんね
のニュアンスとして勝手に受け取られるので、嘘をつくことなく「彼女いない」と思わせることができる。
仮に自分がヤリモクでしかなかったとしても「ヤリモクには気をつけてね」と言えば、自然と

この人はヤリモクではないんだ
という印象になる。
その印象を勝手に抱いてくれたおかげで、夜のアプローチをかけた時に「この人はヤリモクではない」の印象が味方してすんなり行ったり、たとえグダられたとしても、そこからの言い訳づくりや誠実アピールが信憑性を持ち崩しやすくなる。
こんな感じで 詐欺師が

詐欺に気をつけてください
なんて言うわけないだろと思っていたら実は詐欺師だった理論と同じで、自分はそうじゃないという印象操作をすることができるというわけです。
恋愛での暗黙の強化の使い方:女性に追わせる
相手に自分を追わせるための暗黙の強化の使い方も紹介します。
結論から言うと、ライバルをちらつかせることです。
これ広告なんかでも使われるもので、例えば、予備校やダイエット関連の広告や商品では「ライバルに差をつける」的なコピーが有効です。
さらにその商品やサービスを利用することで
- ポジティブな結果を得られた人と
- それを使わずにポジティブな結果を得られなかった人
という対比のイメージ画像があると、より商品やサービスに強く惹かれるようになります。
なぜなら、暗黙の強化が起こるのはそもそもライバルよりも、相対的に優位に立ちたいという欲求が根本にあるから。
つまり、ライバルの存在がある、もっと言えばライバルが褒められたり結果を出していたりという状況が見えると、

相対的に劣りたくない
という強い回避欲求によって、行動が駆り立てられるというわけです。
他の女の影をちらつかせよう
効果的なのは女の影をちらつかせること。
例えば、

最近、料理にハマってて栄養士の資格持ってる子に教えてもらったりしてて~

この前○○(ラブストーリーの映画)見に行ったんだけど~
などこのように「栄養士の資格」「持ってる”子”」など、女性とは言っていないけど「女性だろう」と推測できる言い回しや、男女で見に行くような映画や男だけでは行かないような場所に行ったという話をすることによって、相手は女の影を感じることになります。
そもそも、女の影を見せることは
- 選ばれる男である
- 遺伝子的に優秀な男である
といった本能的に惹かれてしまう要素でもあります。
実はそれだけではなく、相手の子がある程度でも食いつきがある場合にはなりますが 、他の女の影が見えることによって、暗黙の強化が働いてさらに食いつきが上がったり追いかけてくるようになります。
そのため、ライバルをちらつかせることは効果的なわけです。
さらに尽くさせるためにもっと直接的なやり方であれば、前述したものよりもさらに食いつきや関係がしっかり出来ている必要がありますが、
- 他の子はこんなことをしてくれたとか
- こんな物をくれた
- これだけお金をくれた
とライバルの行為を喜んで見せることで暗黙の強化を発動させ、さらに尽くさせる、献金を増やすなどの行動を引き出すこともできます。
で、暗黙の強化に駆り立てられ、こちらが望む行動を相手がちゃんとできたら、今度は相手を認めてあげる暗黙の強化を与える。

やっぱり他の人より君が一番だ
これによって、さらに行動を強化することもできちゃいます。
ただし、暗黙の強化は“比較対象を褒めると相手は自分がけなされたように感じる”という性質があるので、この直接的なやり方はやりすぎないことや食いつきや関係がしっかり出来ているのが前提です。
ただ相手を相対的に下げるのではなく、ライバルを上げて相手の競争心を刺激する手段として使うと効果的です。
恋愛では暗黙の強化を上手く使おう
間接的に競合などを下げたり引き合いに出したりすることで、自分の印象を相対的にさりげなく上げる、あるいは自分の本性を隠す印象操作の暗黙の強化。
そして、ライバルをちらつかせることによって相手の競争心を刺激、さらに食いつきや行動を強化する暗黙の強化。

ここぞというときに、使っていってください。
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