【恋愛心理】両面提示でデートやお持ち帰りでイエスをもらう方法

恋愛心理学
YouTubeも更新頻度高めでやってます! ブログでは書ききれない恋愛心理テクニックも出していくので、こちらもよろしくお願いします。

カムロ(@kamurodayo)です。

  • 自分をいいな♡と思ってほしい
  • デートのお誘いやお持ち帰り連絡先交換などの際に「イエス」を引き出したい

そんな恋愛関係になるために、自分をいいなと思ってもらうためにも、ピンポイントの場面で承諾を得るためにも、実は欠点をアピールすることが成功のカギになります。

分かりました!

カム子ちゃん!僕は童貞なのに性病です!付き合ってください!

とはいえ、やみくもに欠点をアピールしたところで、シンプルにそれでナシにされるというマイナスにしかならないこともあります。 

重要なのは欠点の見せ方

 というわけで今回は、欠点をあえて見せることによって自分を魅力的に見せる方法から、承諾を得たいポイントで欠点をアピールすることで「イエス」を引き出す方法を中心に掘り下げていきます。

恋愛以外でも、覚えておいて損はないテクニックになります。

恋愛で使えるアピールやお誘い方法

まず、恋愛に限らずセールスなどでもそうですが、アピールの仕方やお誘いの方法には2種類あります。

1つは、片面提示もう1つは、両面提示

説得やお誘いの心理学「片面提示」とは?

片面提示とは、物事の一面だけを見せるモノで、要はメリットだけ、デメリットだけをアピールする説得方法

例えば、

ここのお店の料理めちゃくちゃ美味しいし値段も安いし、雰囲気もすごくいいんですよ

というようにメリットだけを伝えるもの。

説得やお誘いの心理学「両面提示」とは?

対して両面提示とは、物事の両面を見せる、つまりメリットとデメリットの両方を提示する説得方法です。

例えば、

ここのお店ちょっと狭くて料理出てくるのに少し時間かかるんだけど、その分めちゃくちゃ美味しいし値段も安いし、雰囲気もすごくいいんですよ

というように、メリットとデメリットの両方を伝えるもの。

片面提示と両面提示の使い分け方

この片面提示と両面提示には、それぞれを使うのに適した状況や相手があります。

恋愛とか営業とか交渉とか上手い人は、結構自然にそれぞれに適した状況や相手で、説得方法や見せ方を使いこなして性交や成功をしています。 

片面提示が効果的な状況

まず、片面提示が有効な場面とはどんな時かというと

  • 相手が提案に対する知識を持っていない
  • 相手が提案を魅力的に感じている
  • 相手が行動派
  • 相手との信頼関係がある
  • 相手の信念・価値観と説得内容が似ている

こんな感じで既にこちらの提案に前向きであったり、信頼関係ができている場合などはわざわざ欠点を言う必要もなく、逆に、欠点まで説明することによって情報や選択肢が増えてしまう。

人は選択肢が増えると、決断を先送りにする性質もありナシになってしまう。

なので、このような状況では相手の背中を押すような意味も含め、メリットだけを伝えることが有効であるというわけです。

両面提示が効果的な状況

では、逆に両面提示が有効な場面はどんな時かというと

  • 相手が提案に対する知識を持っている
  • 相手が提案に疑問を持っている場合
  • 相手が思慮深い
  • 相手との信頼関係がない
  • 相手の信念・価値観と説得内容が異なる場合

このように相手が提案に対して、前向きではない場合やまだ警戒している段階では、両面提示が有効となります。

そもそも両面提示の本質は、相手へのメリットとデメリットの両方を伝えることによって信頼されやすくなり誠実さを感じられ、好感度も上がるというもの。

何かを売られるときにメリットだけを伝えられても、

何か裏があるのではないか

明らかにしてこないが大きなデメリットがあるのではないか

と疑ってしまい購買に繋がらないことがあるのに対し、メリットだけではなくデメリットも伝えると、見えないデメリットを過大に警戒することが減り、過度なマイナス評価が減り購買に繋がることもあるという感じです。

また、人は知らないことに対して悪いイメージを持ったり警戒したりする傾向があります。

これを『マム効果』と言います。

つまり、知らない部分があると感じると、その部分をネガティブな方向に印象付けてしまいやすくなります

愛想が良くて話も上手で仕事もできて、頭もいいという良い面がたくさん見えて、悪い面が全く見えないと 、

  • かえって、裏があるんじゃないか?
  • 実は、悪い人なんじゃないか?

ある種、妄想的に悪い印象が強くなってしまうわけです。

実際は裏なんかなかったとしても。

恋愛でのアピールやお誘いで「両面提示」を使う方法

恋愛で言えば、相手との関係がまだ浅かったり警戒心が解けていない段階、あるいは警戒心が高い相手であれば、あえて自分の欠点を明かす

デートのお誘いなどもいい部分だけを変にアピールするよりも、

ちょっと狭くて料理出てくるのに少し時間かかるんだけど、その分めちゃくちゃ美味しいし値段も安いし、雰囲気もすごくいいんですよ

というように両面を提示して提案すると、相手の中でのモヤモヤが消え受け入れてくれやすくなるというわけです。

この両面提示を上手く使うためにはポイントがいくつかあります。

恋愛心理テクニック「両面提示」の使い方①:親近効果と初頭効果

親近効果とは「最後に与えられた情報でその印象が決定されやすい」という心理効果

要は

機能が充実していますが、価格は高いです。

よりも

価格は高いですが、その分機能が充実しています。

のほうが、メリットが後に来ているため、メリットの印象が強く残るという感じ。

この逆で、初頭効果という心理効果もあります。

初頭効果とは親近効果の逆で、最初に与えられた情報の印象が強く残るというもの。

「第一印象が大事」というのがまさにこれです。ちなみに

  • 相手の関心が高い場合や複雑な物事を理解する力が低い人→親近効果
  • 関心が低い場合や複雑な物事を考える力が高い人→初頭効果

が効くとされています。

いずれにせよ、両面提示をより効果的に簡単に使うためにはどうすればいいかというと、サンドイッチです。

要は、メリット→デメリット→メリットというように、デメリットをメリットで挟んで両面提示をする。

なので、例えば先ほどのいいお店の提案であれば、

ここのお店すごく雰囲気が良くて、ただ料理出てくるのに少し時間かかるんだけど、その分めちゃくちゃ美味しいし値段も安いんですよ

という感じ。

  1. 自分の印象操作で言えば、出会って初期のころは良いところを全面に出す、あるいは悪い面はわざわざ出さない
  2. それによって好印象を獲得し、少し時間が経ったら悪い面の自己開示をする。
  3. それによってマム効果が消えたら、また良い面を見せる。

これによって警戒心も解かれつつ、欠点の自己開示によって関係も深まり、両面提示のサンドイッチで印象も良くなる、と。

ここまでが両面提示の基礎的な部分になります。

ここからもう少し踏み込んだ、カムロの恋愛心理学っぽいテクニックを紹介します。

恋愛心理テクニック「両面提示」の使い方②:カモフラ―ジュ

これは、取るに足らない欠点を見せることによって、致命的な欠点を隠すというテクニックです。

どういうことかというと、例えば彼女が3人いる場合、それをそのまま伝えてしまったら相手とは付き合えない致命的な欠点である、と。

その場合、別の欠点を提示して致命的な欠点をカモフラージュできます。

例えば、

忙しくてあんまり会えないかもしれないし、特別な日とかも一緒にいられないかもしれないけど、それでもいい?

と。これによって、相手の判断は

あまり会えない、一緒にいられないけどそれでもいいか否か

基準となります。

しかも、相手の子が「それでもいい」って言うだろうなということを分かったうえで、この提案をする。

それによって、欠点を提示して誠実に開示しているように見える上に、相手はそれでもOKをくれるという取るに足らない欠点かつ、彼女が3人という致命的な欠点は隠せてしまう

これによって4人目の彼女として迎えることができ、しかもあまり会えないことに了承を得ているため、今後のクレームにも繋がりづらい、と。

こんな感じで、欠点を出されると人は

すべてを見せてくれている

その欠点がすべてだ

ある種錯覚し、その裏にあるもっと致命的な欠点をカモフラージュすることができてしまうわけです。

なのでポイントは、相手にとっては取るに足らない欠点を全面に押し出すという部分です。

恋愛心理テクニック「両面提示」の使い方③:誘いにOKをもらう 

これは、『欠点を全面に出すことで承諾を前提にしてしまう』テクニック

例えば、

今度ここのカフェ行かない?ちょっと歩くことになるけど大丈夫?

と。すると、この質問の論点は「ちょっと歩くことになるけど大丈夫?」がメインになり、カフェに行くことは前提のような形になります。

つまり、「行くか行かないか?」ではなく「ちょっと歩くことになるのが大丈夫か、大丈夫じゃないか?」の思考になる、と。

で、相手にとってちょっと歩くくらい取るに足らない欠点であれば、「ちょっと歩くくらいOK」となり、イコールでカフェに行くこともOKになるというわけです。

要は、欠点を全面に出しそこに注目させることで、その前の「行く」ということを前提として刷り込んでしまうというものです。

こんな感じで

うち狭いけどいい?

とか

全奢りはできないけど大丈夫?

とか論点を欠点の部分にするかつ、相手にとっては取るに足らないような欠点にすることによって、前提を通してしまうというテクニックです。

恋愛心理テクニック「両面提示」の使い方④:立場の逆転

ここまでの両面提示を使った立場の逆転テクニックみたいなものもあります。

例えば、こちらからLINE教えてと頼んだにもかかわらず、OKをもらった後に

あんまり頻繁に連絡返せないかもだけど

と”ごめんね”を提示する、と。

これによって、あたかも相手が頻繁に連絡したくて、こちらはそれに応えられないごめんねという上からスタンスになる、と。

ホテルに誘って渋られたけど最終的にOKもらえたら

まあ朝までは一緒にいられないけどごめんね

と、あたかも相手が朝まで一緒にいたいと願ってるけどそれには応えられないごめんねのスタンス

マジで言うと何こいつとなりますが、冗談で言うと割と和むのと、もらったOKを取り消されづらくなる「お願いした側」という立場下の空気がなくなるなどにも繋がったりします。

両面提示を恋愛で使って女性と関係を深めよう

ここまで見てきたように、実は欠点を上手く伝えることができると、利点だけを語るよりも印象が良くなったり「イエス」を引き出しやすくなったりします

また良い面だけを見せられるよりも、弱みとか失敗談とか自分の悪いとこなどを見せられたほうが人間味を感じたり

この人は私に心を開いてくれている

信用してくれている

あるいは

  • 「特別扱いされている」と感じたり
  • 母性本能がくすぐられたり
  • 守ってあげたくなったり
  • いい意味で可愛いと思ったり
  • 力になりたいと感じたり
  • 自己開示の返報性が働いて相手も弱みを打ち明けてくれたり

相手との関係が深まりやすくなるのも欠点の提示のメリットだったりもします。

デートなどのお誘いでも、自分に対する好印象の獲得でも両面提示は効果的なので、ぜひ実践していってください。

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