カムロ(@kamurodayo)です。
今回は、これがモテの本質だ。この状況だけ作れ。という話です。
フツメン以下でもイケメンよりモテる方法があります。
結論、モテたければモテろ。
「モテ」を加速させるための『モテスパイラル理論』見ていきましょう!
この記事の内容はこちらのYouTube動画でも出しています。
モテる男がモテる
Good Genes戦略
恋愛工学では、Good GenesとGood Dadという概念があります。
これは生物学的に考えられた言葉で、女性が求める男性は「優秀な遺伝子を持つ男性」か「自分の子供を育ててくれる誠実な男性」という2つの基準によって決まるという考え方です。
「優秀な遺伝子を持つ男性」というのは、例えばイケメン、筋肉がある、健康、頭が良いなどです。
このGood Genesが、いわゆる『モテ男』です。
なぜ、優秀な遺伝子を持つ男性がモテるのか。
生物学的な観点から女性目線で紐解いていきましょう。
生物の根本的なところにある目的は「種の保存」です。
かみ砕くと、生まれてくる子供が生き延びることが出来る子供か、かつその子供がさらに子孫を残すことができるかということが重要になります。
健康な子供と、不健康な子供、生き延びる確率が高いのは前者です。
イケメン(美人)な子供とそうでない子供、子孫を残せる確率が高いのは前者です。
つまり、優秀な遺伝子を持っている子供を産んだほうが種の保存確率が高くなります。
そのため女性は優秀な遺伝子を持つ男性とセックスをしたいわけです。
女の子は、種の保存ができる「優秀な遺伝子」を持った男を
本能的に求めるというわけだ。
イケメンよりもフツメン以下が選ばれる条件
じゃあイケメンではない、俺たちは諦めろということなのか?
もちろんそうではありません。
Good Genesは前提の話です。
ここからは、先天的なモテ要素を持っていない男でもGood Genes戦略をとる方法を説明していきたいと思います。
モテスパイラル
『モテスパイラル』という概念があります。
この「モテスパイラル」というものは非常にシンプルな概念で「モテる男がモテる」というものです。
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんがこれが本質です。
市場にあふれている商品なども同じで、「売れているから売れる」のです。
ここの理解で重要となるのがグッピー理論というものです。
有名な理論であるためご存知の方も多いかもしれません。
グッピー理論
グッピーのオスはただ精子を出すだけで、子育てはしません。
つまり、グッピーのオスのモテは「Good Genes」であるかどうかだけ。
メスは、オスの身体の発色や尾ひれの長さ、模様のパターンなど、外見でオスの遺伝的な資質を見抜こうとし、交尾をすべきかどうかを選別します。
それでは、生まれつき外見がいいオスがモテて、そうでないオスは非モテのままなのかというとそうでもありません。
生物学者のドガトキンがある実験を行いました。
|イケメンのオス|メスB|フツメン以下のオス×メスD(交尾中)|
というように水槽に仕切りをつけ、
その後メスDを除外し、仕切りを外すと、メスBはさっきまで交尾をしていたフツメン以下のオスを交尾の相手として選ぶ確率が圧倒的に高いということが明らかになりました。
│イケメンのオス メスB×フツメン以下のオス(交尾)│
単純にイケメンのオスとフツメンのオスがいた場合、メスはイケメンなオスと交尾をします。
しかし、フツメン以下のオスが他のメスと交尾しているのを見ると、メスはイケメンのオスよりもフツメン以下のオスを交尾の相手として選ぶというわけです。
生物学者はグッピーだけではなく、メダカやキジ、ウズラなどでも同じ現象が起こることを確認しています。
これがモテスパイラル現象。
つまり、イケメンや金持ちという条件よりも、「単にほかの女にモテる」という条件が、最もモテにつながるということです。
フツメン以下の皆さん、これは朗報ですね。
イケメンに勝てます。
モテたいならセックスをしろというわけだ
なぜ、フツメン以下がイケメンに勝つのか?
ではなぜ、きれいな遺伝子を持っているイケメンよりも、形が崩れているフツメン以下のグッピーがモテたのか。
イケメンというのは、優れた遺伝子を持っているという単なる指標です。
対して、フツメン以下のグッピーはメスの目の前でセックスをすることによって他のメスグッピーとセックスしているところを見せ、子孫を残す能力があることを明示したわけです。
前者は、口コミ評価はないが、修行を重ねた一流のシェフが料理を作っていますとうたっている店、
後者は、口コミで高評価がついているが、シェフが誰かはわからない店。
この二つの選択肢がある場合、人によっては一流シェフの店を選ぶ人もいますが、多くの人は口コミ評価が高いほうを(盲目的にも)選択します。
人は物事を選択するときに、熟考せずに大体なんとなくで意思決定をしています。
というか、すべての選択を熟考していたら脳の容量が足りなくなるので、脳は楽しようと働いています。
みんながいいと言っているものを選択するということは、頭を使わずに低リスクでいい選択をできるというわけです。
だから選ばれていないイケメンよりも、選ばれているフツメン以下のグッピーとセックスをしようという反応が起こるわけです。
社会的証明ってやつです。
人の選択の意思決定に大きな影響を及ぼすのは、「周りが選んでいるかどうか」。
それの何がいいかわからないが、みんながそれを選んでいるから私もそれで。となるわけだ。
社会的証明
社会的証明とは人間が実際に行動をするのかどうかの判断を行うための、妥当性を証明できるもののこと。
人間は自分で判断せず、他人の行動や成果・結果による証明されたものによって、行動を決めることが多いわけです。
要は、みんなが選んでいるからいいものなんだろうと判断するということです。
いいものかどうかは重要ではない。
いいのもだと思われればいい。
みんなが選んでいるものはいいものだと判断される。
結論、まずはセックスをしろというわけだ。
「モテるほどモテる」というわけです。
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コメント
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