カムロ(@kamurodayo)です。
実は簡単かつ強力に洗脳をかける手法があります。
というか、みなさん自身もこの洗脳の気づかずに影響を受けて、人格や行動が形成されているかもしれません。
というのも、今回紹介する手法は、日常の中でも何気なく使われている洗脳だからです。
というわけで今回は、今すぐにでも使えてしまう簡単な洗脳の手法を紹介しちゃいます。

もちろん、悪用厳禁でお願いします。
洗脳でも使われている「連結法」とは?
まず、先ほど“みなさん自身もこの洗脳の気づかずに影響を受けて人格や行動が形成されているかもしれません”と言いましたが、今回紹介する手法の具体例をいくつか挙げると…
- 「お兄ちゃんなんだから、我慢しなさい」と言われるようになってからわがままが減って我慢することが増えた
- 「もう子供じゃないんだから自分のことは自分で考えな」と言われ、それまで人に言われた道ばかり選んでいたが、自分で考えて選択を行うように変わった
- 「O型だから、大雑把だよね」と言われ続け、自分は大雑把であると思い込み、細かい作業や繊細な作業に苦手意識を持つようになった
これらがまさに、洗脳の一種となっているわけです。
結論から言うと、これは『連結法』による洗脳の手法となっています。
上の例では、『Aだから、B』という構文自体が連結法になっていて、
例えば、「我慢しなさい」だけであれば「嫌だ」「なんで我慢しなきゃいけないの」と否定や抵抗、疑問が生まれやすくなります。
しかしその前に「お兄ちゃんなんだから」という理由が付くことによって、自分がお兄ちゃんであることは事実であるため、それは受け入れるしかなくなります。
それを受け入れてしまうと、後ろについている「我慢しなさい」も自ずと受け入れてしまうというわけです。
なぜ連結法で洗脳が起こるのか?
そもそも人は理由が付いているだけで、それを受け入れてしまうという脳の性質があります。
なので、仮に大雑把ではなかったとしても、O型であることが必ずしも大雑把と繋がるわけではなかったとしても、

O型だから(事実であり理由である)、大雑把だよね
と言われてしまうと、あたかも大雑把であることが事実かのように脳は受け入れてしまうわけです。
また、必ずしも「自分のことは自分で考える」ことが必要ではなかったり、絶対的に正しいことというわけではなかったとしても、

もう子供じゃないんだから自分のことは自分で考えな
と言われてしまうと、

確かに、自分はもう子供ではない
ということを認識します。
そのあとの「自分のことは自分で考えな」ということが、必要なこと・絶対に正しいことのように捉えられて「自分のことは自分で考える」ようになるわけです。
ちなみに、これらは連結法の中でも「事実+暗示」という形になっています。
恋愛での洗脳手法「連結法」の使い方①:「事実+暗示」
これを恋愛で実際に使うのであれば、例えばライトなところだと

長女だからか、面倒見いいよね
を刷り込んで、自分に対しても面倒見の良さを発揮してもらい甘えやすくする。
これによって、わがままを通したりコストをかけさせたりがしやすくなる、と。
あるいは

結構飲んだから顔赤くなってるよ
で顔赤くなっていなかったとしても、より酔っているように感じたり顔が熱く感じるようになったりそれに伴って心拍数などが上がったり。

こうやってプライベートでも会う関係なんだから、悩みとかあったら相談してくれてもいいんだよ
で、悩みや相談という深い自己開示を引き出しやすくなったり。

久しぶりだからすごい体反応するね
で夜の仲良しの際の感度が高まったり。
ヘビーなところでいえば、相手に何かしらの非があるときに手が付けられないくらい怒って、恐怖を植え付けた後に
- 「怒るのは、君のことを思っているから」
- 「怒るのは、君のことが好きだからだ」
と発言することによって、その恐怖にすら愛情を感じてしまったり、怒ったり暴れたりしている相手を否定できずに

彼を怒らせてしまった私が悪い
という自己否定に陥りやすくなる、と。
あるいは、
的な刷り込みがされていくことで、どんどん無力感が植え付けられていく。
ある程度、関係ができていることや逃げられない・離れられないという状況であるほど、これはかなり強力な洗脳や依存に繋がります。
このように、「Aだから(事実)B(暗示)」の形はもちろん、「○○してあげたんだから(事実)○○して当然よな(暗示)」のように返報性が絡んでいる形だとさらに強く作用します。
恋愛での洗脳手法「連結法」の使い方②:「暗示+暗示」
ここまで見てきたのが「事実+暗示」による刷り込みでしたが、実はもう一つ「暗示+暗示」でもこれを行うことができます。
例えば、

〇〇は純粋だから、人のこと疑ったりしないよね
と言えば、「純粋」と「人を疑わない」を刷り込むことができます。
それによって、純粋であるというセルフイメージが強まって素直さや従順さが引き出されたり、人を疑わないというセルフイメージを植え付けてこちらを信じさせたり、疑わせないように誘導することができる。
あるいは、

〇〇は優しいからいつも助けられてるよ
と言えば「優しい」と「助けられている」を刷り込むことができる。
それによって、「私は優しい」が強まると

私はこの人に優しくしている。ということは、それだけ好きなんだ
的な方向へと脳内で認知が動いたり、「優しい」というセルフイメージに一貫性が働いて、今後も「優しい」に繋がる行動をしやすくなり「優しい」とは反する行動をしづらくなる。
つまり、こちらに尽くさせたり“してもらう”ことを増やしやすくなるわけです。
また「助けられている」も同様で、「私はこの人を助けているんだ。ということは~」と認知が動いたり、「助けられている」に一貫性が働いて今後も助けてくれるようになる。
つまり、こちらのために何かを”してくれたり”、助けを乞うた時に応えてくれやすくなるというわけです。
また、

すごい笑ってくれるから話してて楽しい
と言えば

私、すごい笑ってるんだ。てことは、楽しいんだ
的な方向に認知が形成されたり、「笑ってくれる」「話してて楽しい」というプラスの感想や褒めなども、スーッと刺さりやすくなります。
なぜなら、先ほどの「事実+暗示」と同様に、理由が付いているだけでそれを受け入れてしまうという脳の性質が働くからです。
また、2つの暗示を連結させることによって、一度に両方について脳が考えなければならなくなるため、理性が処理不能となり否定することが難しくなる。

しかも、暗示が自分にとって嬉しいことや都合のいいことであれば、尚更、それを受け入れてしまうというわけです。
洗脳の技術「連結法」を恋愛で応用させよう
というわけで
「(事実)だから、(暗示)」
「(暗示)だから、(暗示)」
の構文は、これだけで相手に暗示を刷り込んで影響を与えることができてしまう。
しかもこの構文には、いくらでも簡単に暗示を当てはめることができてしまうので、かなり応用の幅も広い。
また、暗示の部分に『褒め』を置くことで『褒め』を相手に否定させずに刺すこともできます。
この手法が強力である理由は、理性のフィルターをすり抜けてしまうことにあります。

というわけで、あなたはこうやって時間を学習に投じているわけなので(事実)、さらにどんどんモテるようになっていきます。(暗示)
というか、すでに男としてのレベルがかなり上がっているはずです。(暗示)
このように「Aだから、B」構文は、ポジティブな洗脳にも使われるので女性にも良い洗脳をかけてあげてくださいっ。
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